「もし、俺と会えない時間が続いたら君は側に居てくれる誰かを好きになる?」
と、彼が聞いたことがありました。
私は不思議に思いながら
「そんなはずなど無いでしょう」と笑いました。
彼と会えない時間が生まれようとも、それが原因となって浮気心に火がつく・・・なんて
私にとって考えられないことでした。
それだけ彼を好きでいましたし、その気持ちは揺るがないものだと思って居たのです。
しかし、彼は時々そんな話をしていました。
彼の仕事が忙しくなっていくのと比例して彼はよく「もしも」の話をしました。
それらの話の内容が楽しいものであれば良いのですが
彼の「もしも」はネガティブなものが多かったように思います。
恐らく、自分だけが忙しいような感覚を抱いていて、不安を感じていただけだとは思うのですが。
とはいえ、あまりに言われてしまうと
「信用されてないのかな?」
なんてふと思ってしまうものですよね(汗)
「‘もしも‘なんて言い出したらくいらでも出てきてしまうもの。今の私の言葉を信じて欲しい」
と彼に言いました。
悪気は無かったのでしょうが、もっと「安定しているものなんだ」という事を感じて欲しかったのです。
そうして彼は何も言わなくなり、言葉にしないことが功を奏したのか
2人の関係は更に良いものになっていきました。